Liイオン電池用高強度圧延銅箔

概要

高強度、高耐熱など様々な特性に優れた高機能圧延銅箔をラインアップしており、新規活物質・新規製法を用いる次世代高性能電池の開発をサポートいたします。

用途例

圧延銅箔は負極集電体として、車載用電池およびモバイル機器に採用されています。

ご採用のメリット

  • 高強度
    • ・体積変化が大きいSi系活物質を使用した電池に好適です。
  • 薄箔化(板厚実績6μm)
    • ・高強度のため薄箔化が可能であり、同一体積の電池ではより多くの集電体を積層できるため、電池エネルギー密度向上に貢献します。

負極集電箔種別LiBサイクル試験

高機圧延銅箔ラインアップ

次世代電池で求められる各種特性を備えた高機能圧延銅箔サンプルをラインナップしております。

タフピッチ銅 高強度
HS1200-V2
高伸び 高耐熱 高配向 無酸素銅
引張強度
(室温)
420MPa 630MPa 550MPa 620MPa 510MPa 510MPa
伸び
(アニール後)
10% 10% 30% 2% 8% 8%
耐熱温度
(室温強度の90%を保持)
<100℃ <250℃ <100℃ <400℃ <100℃ <100℃
(100)配向度
(アニール後)
15 5 1 5 60 45
耐熱温度 <0.03% <0.001% <0.001% <0.001% <0.03% <0.001%

上記は代表値であり、保証値とは異なります。

軟化特性(加熱時間:0.5時間)

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